宿に到着したら、荷物を置いて周囲の散策に出かけませんか?
おすすめはすぐ目の前。
川の流れに沿って上流へと続く小径は、
整備された車道が宿の前で途切れるため、
車とすれ違うことはまずありません。
河原を挟んだ向かいには田園風景が広がり、
その向こうには志賀高原・北志賀との山々が連なっています。
小径の途中には急に温泉が吹き出しているところもあり、
湯気の中を進むとその先にはさらに深い緑のトンネルが続いています。
小径を終点まで楽しんで戻っても30分程度の距離ですが、
川のせせらぎや木々のざわめきを聴きながら
想像以上にのどかな散歩が満喫できます。
林芙美子文学館
傳習館とらやの湯から歩いてすぐのところある林芙美子文学館では、
昭和初期の女流作家・林芙美子の著書、原稿、書簡、生活用品、
写真及び夫の林緑敏の絵画などが展示されています。
建物は芙美子が太平洋戦争中に疎開した角間温泉の柴草家を利用したもので、
家族が生活していた2階の部屋も当時に近い状態で残されており、
当時の様子が伺えます。
戦後発表した作品には、ここでの生活が色濃く繁栄されたものもあり、
林芙美子の世界に近づくことができます。
玉村本店
傳習館とらやの湯のほど近くにある酒蔵。
こちらでは、清酒「縁喜」をはじめとする地酒、志賀高原ビール、
志賀高原ワインなどもございます。
また、約100年前に建築された酒蔵の一部を改良し、
アートギャラリーとして、日本画を中心とした玉村本店当主佐藤家代々の
コレクションを展示しています。
この地は戦前から風光明媚なこともあり、横山大観等が画室を構えたり、
白州次郎・正子ら著名人たちが保養に訪れたりした場所でした。
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高橋まゆみ人形館
飯山在住の創作人形作家・高橋まゆみ氏の創作人形約100体を展示。
どなたでも一度はその作品を目にしたことがあるのではないでしょうか?
表情豊かな人形と、その舞台であるふるさとの原風景が同時に楽しめると
老若男女問わず人気があります。
郷愁を誘う風景や小物たちは細部まで作り込まれていて、
見る者を飽きさせません。
毎月15日は高橋まゆみ氏の在館日ですので、直接お話しできるかも!
(※都合により不在の場合もありますので、予めお問い合わせください。)
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